開眼供養(または入仏法要)とは
持ち運べるお墓では和尚様(僧侶)が祭壇にて開眼供養(または入仏法要)を執り行います。
場合によってはご自宅への僧侶派遣になる場合がございます。
開眼供養(かいげんくよう)とは、新しくお位牌やお墓を作る時など、物に魂を入れるために執り行う法要です。
そのため『入魂式』や『魂入れ(しょういれ)』とも呼ばれます。
逆に魂抜きとして『閉眼供養』もございます。
墓じまいなどでお墓から御遺骨を移動する場合には菩提寺(お墓のあるお寺)や霊園管理者に依頼して和尚様に閉眼供養をしてもらいましょう。
既存のお墓がある場合には通常墓はそのままに、分骨(20g程/1基)をして複数の『持ち運べるお墓』を作り開眼供養または入仏法要を執り行うことで「お墓」になります。
※墓じまいなどで埋葬中の御遺骨を全量移動する場合には改葬許可証が必要になりますので市町村役場,役所に申請しましょう。
※持ち運べるお墓の分骨はごく一部の分骨ですので『持ち運べるお墓』に分骨証明書は不要ですが、後々埋葬式のお墓に供養をする可能性のために分骨証明書を念のため取得しておくことをお勧め致します。
分骨証明書は墓地管理者が発行します。
宗派によるお経の違い
ここでは宗派によって、祭壇にて和尚様が読経されるお経の違いを紹介致します。
『持ち運べるお墓』では宗派を選ぶことができます。
開眼供養または入仏法要では、お客様住所近隣で選択された宗派の当社登録寺院にて供養を執り行います。
そもそもお経とは、お釈迦様の教えが文書として書き残されたもので、さまざまな種類があります。宗派による考え方に違いはあれど、法要で読まれるお経には「故人を極楽浄土へ導く」「ご遺族を幸せに導く」という目的があります。
希望される宗派はお申込みフォームからお選びください。宗派なしとされた方の宗派は、近隣の登録寺院によります。
当社(静岡本社)での供養は摩訶般若波羅蜜多心経を読経致します。
当社では祭壇の御本尊は阿弥陀如来、日蓮宗の方は曼荼羅になります。
当社での開眼供養のお経
真言宗、浄土宗、天台宗、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗、(法相宗、華厳宗、律宗)
お経:摩訶般若波羅蜜多心経
日蓮宗
お経: 『妙法蓮華経』第16章「如来寿量品」
浄土真宗、時宗、融通念仏宗
お経:阿弥陀経