開眼供養とは

読経する僧侶

開眼供養(かいげんくよう)とは

持ち運べるお墓では和尚様が祭壇にて開眼供養を執り行います。
開眼供養とは、新しくお位牌やお墓を作る時など、物に魂を入れるために執り行う法要です。そのため入魂式や御魂入れとも呼ばれます。
逆に御魂抜きとして閉眼供養もあります。
墓じまいなどでお墓から御遺骨を移動する場合には菩提寺(お墓のあるお寺)や霊園管理者に依頼して和尚様に閉眼供養をしてもらいましょう。
また、既存のお墓がある場合でも複数の持ち運べるお墓を作り開眼供養を執り行うことでお墓とすることもできます。

宗派によるお経の違い

ここでは宗派によって、祭壇にて和尚様が読経されるお経の違いを紹介致します。
そもそもお経とは、お釈迦様の教えが文書として書き残されたもので、さまざまな種類があります。宗派による考え方に違いはあれど、法要で読まれるお経には「故人を極楽浄土へ導く」「ご遺族を幸せに導く」という目的があります。
信仰される宗派はお申込みフォームからお選びください。宗派なしとされた方は摩訶般若波羅蜜多心経を読経致します。
祭壇の御本尊はお釈迦様(釈迦牟尼世尊)になります。

開眼供養のお経

曹洞宗、真言宗、臨済宗

お経:摩訶般若波羅蜜多心経

日蓮宗、天台宗

お経: 『妙法蓮華経』第16章「如来寿量品」

浄土真宗、浄土宗

お経:阿弥陀経

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